人事コンサルタントとは?~人事領域は広い・得意分野に注意

人事コンサルタントとは、経営課題を抱えている企業に対し、人事領域のコンサルティングを行なう仕事です。具体的には採用活動、人材育成、人事制度の構築、給与や退職金などの制度設計、組織そのものの風土改革など、さまざまな課題解決に向けた情報収集、原因解明、改善案の提案などを行ないます。

幅広い人事領域を手掛ける人事コンサルタント。ここではその仕事内容を4つに絞って紹介していきます。

■労務コンサルティング(労務相談、人事制度、就業規則、労務監査)
近年は、長時間労働や残業代未払い、パワハラやセクハラが社会問題となり、ブラック企業という言葉を耳にする機会が増えました。こういった労務に関わる社会的な問題や課題解決していくのが労務コンサルティングです。労務の専門家である社会労務士の方々が、労務コンサルタントとして活躍されているケースが多いです。

■採用コンサルティング
「新卒採用を行ないたいがノウハウがない」「なかなか経験者を採用できない」など、採用における課題を支援します。具体的には、採用したい人物像の設定、自社のアピールポイントの整理、選考や採用プロセスの設計、面接官への研修、内定者フォローのアドバイスなどを行ないます。

■人事・評価制度コンサルティング
「人事制度を改めたいが分からないことが多い」「新しい評価制度について悩んでいる」など、制度設計や構築、運用に関する悩みも支援します。具体的には、人事・評価制度の方向性の検討、制度のメリットや課題の整理、従業員への周知、制度定着のサポートなどを行ないます。

■人材育成コンサルティング
「研修体制がないため新人が育たない」「どんな研修が適切かわからない」など、人材育成についての課題もサポートします。具体的には、業務に必要な知識やスキルの明確化、研修内容の検討、研修の実施などを行ないます。

上記の通り、人事領域は幅が広いためコンサルティングメニューも多いです。人事コンサルタントを選ぶ際には、その方の得意分野、不得意分野を把握して依頼することが経営課題を解決するために大切です。