給与計算業務の魅力 ~つらいばかりと言われるけれど・・??~

社会保険労務士事務所の代表的な業務に「給与計算」「労務手続き」がありますが、給与計算はどうも人気がありません。理由を聞くと「ミスが許されない仕事なのでストレス、プレッシャーがかかる」というのが圧倒的です。出来て当たり前、特に高い評価もされないし・・。税額控除、社会保険料率、退職金関連など、毎年なんらかの法改正が実施されていますので、多岐にわたる法改正を常にキャッチアップしておく必要があります。最近はITの台頭で自動化されて楽になってくれる部分は嬉しいのですが、自分の仕事がテクノロジーに奪われる不安が付きまといます。給与計算実務能力計算の資格を取得したものの、これから先評価されるのか・・?転職市場ではどのように捉えれるのか・・?気になりますね。

不安に思う方も多いですが、転職活動において良い点は多くあります。

(1)そもそも多くの中小企業では思っている以上にIT化は進んでおらず、当面は奪われる心配はありません。求人の募集要項にもまだまだ「給与計算経験必須」の表記は多いです、仮にIT化を進めるとしても、アナログで一連の流れを熟知している方は歓迎されます。何となく敬遠しがちな業務だけに経験者の希少価値も高まっています。

(2)スケジュールが立てやすく繁忙期が読みやすい。給与計算の仕事は給料日を基準として「何をいつまでに」という業務スケジュールが明確です。その為、1か月の中で残業が多い週、比較的空いている週なども計画が立てやすいので、プライベートとのメリハリも付けられます。

(3)税金や法律・就業規則が熟知できるなど、法務的な知見が養えます。例えば所得税率は?残業代の計算根拠は?「8時間超は25%・・」など何となくはわかっていても、詳細な率、法的な取り決めを答えられる人は意外と少ないのではないでしょうか。給与計算は税金や社会保険、そして社内の就業規則、給与規程に精通している必要があります。会社がどのようなルールで従業員に給与支払っているか?についての知識が嫌でも身に尽く職種です。

(4)給与計算業務は経理業務と同じく全ての会社に存在する業務です。事業を営む全ての企業が対象になりますので、給与計算の経験や技術を磨いておくことは転職時にも役立つのです。最近では自社内で内製化出来ない場合にアウトソーシング会社へ委託してる場合もありますが、そのような企業での給与計算経験者の求人が多くなっています。

以上です。給与計算は地味で細かい仕事に見えるかもしれませんが、会社の根幹を成す業務です。対応件数をこなすことによって自分の実力や成長ぶりも実感しやすい業務なので、コツコツと仕事をこなしていきたい方にはお勧めです。最近は未経験からスタートできる求人も増えてきましたので、興味があればお問い合わせください。