適性試験あれこれ、どんなものがあるの・・??

採用試験においては書類選考→適性試験→面接が一般的な流れとなっております。企業によっては適性試験は無しで面接のみのケースもありますが、最近は適性試験を実施する企業が増えています。適性試験といっても内容と使うツールも様々。大きく分けると能力検査と性格検査の2つがあり、能力検査は一般的な学力、性格検査は性格を診断するものです。対策もしづらい項目もありますが、面接者としては最低限どのようなものを実施するのか?は抑えておく事で落ち着いて臨む事ができるでしょう。

●能力検査・・社会人として働くための学力を測る検査です。中学・高校レベルの国語や数学、英語の問題が出題されます。基本的にはそれほど難しい出題はありませんが、制限時間に対して問題数が多い傾向にあるため、次々に解いていかないと時間内にすべてを埋められないケースもあります。

●性格検査・・応募者の性格や特徴、企業とのマッチ度を測る検査です。シチュエーションが用意され、「はい」「いいえ」で回答する、又は「そう思う」「ややそう思う」「思わない」など選択式で回答していき性格や価値観を判断するものです。事前の対策は難しく、素のままで臨んでもらってよいと言えます。

よくある代表的な試験として・・

【SPI】一番メジャーな試験で、耳にした事もあると思います。能力検査と性格検査の2つに分けられます。能力検査は「言語分野」「非言語分野」の2種類の問題があり、コミュニケーションスキルや思考力を測るものです。言語分野は二語の関係や語句の意味など、非言語分野では数的な処理や論理的思考力を測る問題が出題されます。時間的にも60分~90分と比較的長くかかります。

【玉手箱】SPIと並ぶ代表的な検査です。Webテスト形式で行われ、出題内容は大きく「言語分野」「非言語分野」の2つに分かれます。言語分野では倫理の読解や長文読解(英語も含む)、非言語分野では四則演算や図表の読み取りなどが出題されます。時間制限が厳しいため、短時間で問題を解くことが大切です。

【CUBIC】能力検査と性格検査。出題範囲が広く基礎や応用といった難易度が存在するのが特徴です。出題科目は言語・数理・論理・図形・英語の科目、難易度は基礎レベル・応用レベル・総合レベルがあります。項目が多いですが、企業ごとに問題を組み合わせて設定しますので、かかる時間・どのような試験なのか?を事前に確認した方が良いです。

【クレペリン検査】簡単な足し算を繰り返し行い、作業量や処理能力を測る検査です。内容はシンプルですが、集中力が必要な作業です。オフィスワーク、経理・労務系などコツコツと正確な処理を必要とする職種のポジションに多く実施されます。

【不適性検査スカウター(tracs)】適性のあう人を見極める試験が多い中、不適性検査は「合わない人材を見抜くことに特化したツール」、言語能力と非言語能力を測定する「能力検査」、潜在的な特徴を見抜く「資質検査」、メンタルの健康状態を計る「精神分析」、離職リスクを測定する「定着検査」があります、企業ごとに実施問題を設定しますので、短いと20分程度。長いと90分程度はかかります。

最近は紙の実施ではなく、WEBでの試験が一般的になっております。スマホ対応しておりますが、ツールによっては文字が見にくいものもありますので、自宅PCで受験する事をお勧めます。

企業側にとっては有料部分と無料で使える部分がありますので、無料部分のみを実施している場合、20分程度で終了し、質問も一般的な簡単なものが多いです。適性の案内がきた場合は「終了までにどのくらい時間がかかるのか?」と聞いておくと参考になります。

選考において適性試験はあくまで参考ツールになりますが、自社の社風と適性が大きくミスマッチな数値が出た場合は厳しい結果になる事もあります。その場合は自身にとっても合わない職場だった、入社前に分かってよかった、と割り切って次へ進む方がよいかもしれません。