令和5年度社労士試験から1カ月が経ち10月4日が発表です。
以前に比べて約1カ月ほど発表までの期間が短くなりましたね。
解答速報での自己採点も行い、合否がある程度は分かってきたと思います。

その結果、合格ラインが微妙な方は、「合格発表までどう過ごすのか…」結構悩みますよね。完全にダメな方は思い切って勉強をスタートしやすいです。また、合格が確実な方は当日を待つのみ。

上記の方は行動しやすいですが、微妙な方は動きにくいですよね。
基準点引き下げの救済によって合否が変わりそうな方や、
総合得点次第など、合否が微妙な方は、やはりハッキリしないと重い腰が上がらない…なんて人も多いと思います。
ですが、何もせずに過ごすのは、知識の忘却という面でリスクが高いです。
ですので、合格発表までは「今まで身に付けた知識を維持する」ことが大切かと思います。

1ヶ月も全く社労士試験の勉強が抜ければ、当然忘れる知識がかなり多くなります。
下手すると０からスタート…これではかなりもったいないです。
合格が完全に無理な方、微妙な方も含めてですが、試験の振り返りをあらためてしましょう。たとえ、わずか1点、2点足りなかった方も要注意です。あと少し頑張れば合格に届くから来年は大丈夫かな～なんて思っていたら、同じ事の繰り返しになる可能性があります。
たった数点でも、間違えた箇所は多いはずです。

実は解らない箇所が沢山あったが、結果的は数点…これがちょっとした罠ですね。
例えば、択一式であれば、本試験一つひとつの設問を復習していくことが重要かと思います。そうすることで、何が理解できていて、何が理解できていないのかをハッキリさせます。
できたこと、できなかったことをまずは認識します。
結果はわずか数問でも、全体で見るとまだまだ理解できていない部分が多かったことに気付くこともあるでしょう。
その上で、とりあえず全科目を一周見直しましょう。

特に！落ち着いて復習できる今、実は今まで気付かなかったことに気付くこともあります。必死に学習をしていると、意外と見逃していることもあります。
落ち着いて一通り学習できる期間ですので、ゆっくり時間を掛けて本試験の復習⇒科目の一周学習をし、次は何をすべきかをハッキリさせましょう。

これが弱点の一つかと思います。
弱点が見えれば、来年度にやるべきこと、注力すべきことが明確になります。

みなさんの合格を祈願します！が、もしダメだった場合は、
来年はその弱点を克服するために学習の計画を立てていきましょう。