組織づくりの続編、人事組織コンサルティングの仕事内容とは・・・

企業が事業活動を続けていると、設立当初は問題なかった組織体制や人事制度など、様々な事柄について、解決すべき課題が生じてきます。しかし、どのように効率的な組織に作り替え、人材育成や評価を行うのかといった課題を社内で解決することは容易ではありません。

そのような社内の組織体制や人事制度の課題を解決する外部専門家が、人事組織コンサルタントです。人事組織コンサルタントの業務は、企業の組織や人事に関するあらゆる領域に及び、企業にとって課題解決のために必要となる助言を行います。

組織体制や人事制度は、企業の経営戦略の根幹となる部分であり、生じた課題を放置したままでは円滑な事業活動や、更なる発展を望むことは到底出来ません。とりわけ人事制度の改革は社内保守派からの反発も多く、外圧を加えられる外部コンサルタントの需要が高くなっています。

人事組織コンサルタントは、企業における人材育成や評価制度の改善を通して、人事制度に留まらない組織体制や風土の改革にまで踏み込みます。そのため、机上の空論ではない実務経験に基づいた論理的な課題解決力が必要です。また、企業に対して、改善や改革のコンセンプトを正しく、わかりやすく伝えるための高いコミュニケーション能力も求められます。

人事組織コンサルタントは、M&Aなどの組織再編においても活躍しており、グループの再編に伴う人事制度の統合や、買収対象企業の組織や人事の実態把握によるリスク分析なども業務内容としています。

今後はより経営のグローバル化が進み、外国人材などグローバル人材活用のための多面的できめ細やかな組織体制や人事制度の構築が企業に求められることになります。そのため、人事組織コンサルティングの重要性もより一層増していくのではないでしょうか。

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