採用担当者求人増加!求められる資質は・・?

ここ最近、転職市場が活況になっています。即戦力を求めて人材紹介会社に依頼される求人数は新型コロナウイルスの感染拡大によって一時的に大幅に落ち込みましたが、今ではコロナ前の水準に回復しております。若手職員はもちろん、特に30~40代のシニア層の即戦力採用については好調さを維持しています。

採用担当者の求人が増える=景気上向きの兆しとも言われますが、直近でも採用担当者の求人は非常に多く目にします。採用経験者として有名なスカウトサイトに登録してみると多くの転職エージェントから大量スカウトが来る、という経験をしている方も多いのではないでしょうか。

求人票には未経験からスタート可!という見出しも多いため、応募ハードルは低そうな印象もありますが、求職者の売り手市場において採用担当者として高いパフォーマンスを発揮しつづけるのは簡単ではありません。改めて採用担当者に求められるスキルを抑えておきたいと思います。


●コミュニケーションスキル
採用担当者は、非常に多くの人とコミュニケーションを取ります。応募者はもちろん、経営層や現場責任者といった社内の関係者、求人サイト・転職エージェントのような社外の担当者など様々な立場の人と対話する必要があります。対人印象が良く、社内外の方から協力してあげたい、と思わせるような立ち回りが出来る方が適しています。多くの採用手法を知っている、面接官として人を見抜く事に優れている、各種最近の採用ツールを使いこなせる、のはあくまでプラスアルファ要素。ベースとなるスキルは圧倒的にコミュニケーション能力です。前職で営業を行っていた方が採用担当者としてパフォーマンスを発揮できるのも基本的なコミュニケーションスキルが備わっているからと言えます。

●情報収集力
人材獲得競争が激しくなっているので、社内外における最新の情報収集は必須です。
・職種別の買い手市場・売り手市場の把握
・競合他社はどのように採用活動を行っているのか
・注目されているHRテックは何か、最新の採用トレンドは何か
マーケティング担当のようにSNSなどへの発信・収集、セミナーへの参加など日々のインプットが大事です。

●論理的思考力
採用活動には多くの業務があり、全社または部門別の採用計画立案、要件定義、予算管理や手法の選定など、データなどの根拠を元に論理的に考えて遂行すべき業務が多くあります。
また書類選考や面接のプロセスでも設定した採用要件に照らして適切な判断が欠かせません。面接においては感情が先行する場面もあるかもしれませんが、採用担当者として論理的に判断できる人が向いています。企業の状況により過度に論理的だと柔軟性に欠けてしまう点もありますので注意も必要ですが、原則は論理的に進めるべき場面が多いのが実情です。

 

 

 

 

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